「❍❍と申します。
先日主人が伊藤さんの街頭演説を金町駅できいたそうです。若年層のがん患者への救済措置の話をしていたまるで家の話をしていたような気がしたような気がして、思わず足をとめてきいてしまった。
我が家の娘が一昨年末直腸がんとわかり約一年間闘病、今年の一月に残念ながら天に帰っていきました小児科なら医療費はかからず お年寄りなら介護保険もつかえるけど我が家は二十歳になったばかりがんの治療費は本当に高くて正直サラリーマン家庭の我が家には毎月の支払いが本当に大変でした。残念ながら子供にはがん保険はかけてませんでしたした。ただ我が家の場合は病気になったのが娘でしたから主人が働けばお金はなんとかなる。私は五月まで区内の保育園で短時間保育士の仕事をしていましたが、娘の看病の為辞めざるおえなくなり退職収入が減り本当に大変でした。
抗がん剤 手術 放射線治療 娘は大腸がんでしたが、がんが腰の筋肉に入り込み途中から歩行困難になってしまいました。車椅子を購入したり 、自宅に手摺をつけたり、何か救済はないものかと区役所に問い合わせましたが年齢的なこと病気がかんということもあり何もなく。いよいよ足が動かなくなり障害者手帳の申請をしましたが、申請に時間がかかり結局手帳がおりると区役所の方がきてくれた時は死ぬ二日前受け取らずにお返ししました。
区役所の係りの方が娘の姿を見てお役にたてず本当に申し訳ありませんでしたと涙ぐみながら頭を下げて帰っていきました。障害者手帳が動けるうちにおりていたら三級申請していたのですが、東京都はドクターの申請書を見て該当しないと判断四級とみなされてしまい再申請をしてもらい時間がかかってしまいました。その時の娘は既に歩行はできなかった実際に様態を目でみていてくれていたら悔しいです。
家に帰りたいという娘の希望を聞き入れ、病院からでて十日間在宅緩和ケアを取り入れました。病院と同じベッドをレンタルしました、酸素もレンタル全て実費でも仕方ない亡くなり後から請求書が届きましたが本当に高額で十九歳から三十九歳といえば我が家のように子供という立場ならなんとかなるかもしれませんが、結婚して子育て世代も多く お父さんががんになれば働く事ができない病院でこれからどうしよう。
お給料がもらえないし、治療費は高くお金をだせないと泣きながら話す若いお母さんの姿を沢山見てきました。お母さんがなっても同じです 。ついていてやりたいが仕事を休むわけにはいかないけど小さい子を抱えて誰がこの子をみてくれるか?お金もかかるしどうすればよいのかなってみて初めてわかること
。
子ども手当?
本当に必要ですか?
必要な家庭もあるでしょう けどそうでない家庭も沢山ありますね。ずるして生活保護や母子家庭手当てをもらったり、低所得といい嘘の申請をして給食費をただにしてもらっていたり 、本当に助けが必要な人達がいざとなっても助けがなく 毎日泣きながらどうしようと暮らしている人がいる娘の病気でわかりました。
「生きたい まだ死にたくないよ!絶対に治してダンスを又やる」闘病中も親や周りを気遣い決してうろたえることなく弱音もはかず最後まで立派でした二十一歳夢叶わず 天に帰っていきました。
娘のがんを経験し学んだ事がいつかお役にたてたらとそう思っています。
伊藤さんの街頭演説を聞いた主人いつもなら通りすぎていたといっていました。これも娘の仕業かな(笑)
伊藤さんの街頭演説を聞いて主人が娘のことを話してくれていたみたいで凄くうれしかった若いがん患者にも優しい国になってくれたらいいなといっていました。すみません支離滅裂 まとまらず乱文お許し下さい。
頑張ってください
」
以上、メールをいただいた方に同意を得て、個人を特定できる部分を削除させていた
だきました。昨年なら、我々の「がん対策推進条例」が可決できる可能性が高かったのに本当に悔やまれる思いを駅で述べていた日の事です。
この条例で委員会は2日間空転しましたが、こうした方々の事を考えるととても辛いし、恥ずかしい。
今は、この悔しさをバネに頑張るしかない。駅で話している内容を実際に聞いてくれる方が居る、私の行動を見ている人がいるという事を胸に。
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