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とうとう

恐れていたことが現実の事になりました。

小金井市の賃貸用マンション「アーバン武蔵小金井」の構造計算書の数値に改ざんされた疑いがあることが明らかになりました。

この物件は、木村建設が設計と工事を担当し、姉歯建築事務所が構造計算をしていたものです。皆さんはまたか!と思われるかもしれませんが、今までのものと大きな違いがあるのです。

何かと言うと、東京都の出先機関「多摩東部建築事務所」(現多摩建築指導事務所)が建築確認をした事です!いままでは民間の確認機関の問題とされてきましたが、公の機関の問題、もっと言えば建築行政全体の問題に大きく発展してしまいます。当初から恐れられていましたが、ジワジワと問題が拡大していて強い不安を感じます。

知事は、この一連の問題について、関係の企業と一部の建築士や国に問題があり都は関係なしとしていました。だから住民救済に関し都は負担をしない、という姿勢だったのです。私は委員会で、民間の検査機関がおこなった建築確認でも、最終的に裁判になると、都や区市も責任を問われる恐れがあるのだから、もっと積極的に取り組むべきとの立場で質疑を行ってきました。

都も大変混乱しているらしく、昨晩から続いている当局との打ち合わせも依然として進まないままに、午後からの委員会をむかえようとしています。

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