注目されなくなった?原爆の日
午前の式典には多くの方が参列し、市長が核兵器の廃絶の取り組みを強化する表明があったようです。
3年前、区議会の代表団の一員として広島の式典に参加した事を思い出しました。その時は、NHKの生中継で全国に映像が配信されていて、それなりに大きなニュースとして取り上げられていました。しかし、今年も生中継は行われていましたが、最近のマスコミでのあつかいがどうも少なくなっているような気がします。
これは気のせいかもしれませんが、私が学生の時には、この時期になると戦争の特集番組が連日ありました。8月6日のテレビ番組表をみましたが、戦争の特集番組はNHKとテレビ朝日で放送された3番組しかありません。
毎日のように殺人事件や中東での戦争など、大事件に事欠くことのない今日的な状況がそうさせているのか。それとも、60年を境にして太平洋戦争が本当に過去のものとなってしまったのか。私には判断がつきませんが、とても気になっています。
高齢化が進んだとはいえ、戦争体験や被爆された私から見て祖父・祖母の世代の方々が、今なおご健在であるのに、これで良いのかとても疑問です。
この状況が、戦争に付随してきたややこしい問題が完全解決されてきたのなら大いに結構なことですが、靖国問題や北朝鮮との関係など、依然として解決どころか、そのメドも付いていない問題が山積しています。
そんな心配を感じました。耳の遠くなった祖父に、久々に戦争の話を聞きたくなりました。
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