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いじめ相談受け付けます

今日も、控室で定例会の準備です。周りは誰もいなくなり居残りをさせられている気分です!(笑)

今日のお題はいじめについてです。いじめが社会問題化して久しく時間が過ぎていますが、最近のいじめは陰湿化して、被害者が自殺に追い込まれるケースが昨年では頻発するようになってしまいました。

「いじめる方が悪い」「いじめられる方にも問題がある」いろいろな意見があると思います。中には教師が自らいじめに加担していたケースもありますので、一概には言えないでしょう。

ただ問題は、以前も書きましたが、学校や教育委員会の面子やらシガラミやらで、実際にあった事が闇に葬られてしまう体質です。文科省の集計している統計では、平成17年度で自殺した児童生徒の数は日本全国で105人もいるのに、いじめが原因とされるケースはなんとゼロ!「家庭の不和」、「学業不振」、「貧困」、「その他」など統計上の区分は統計上12もあるのに、「その他」がそのほとんどを占めている状況です。小学生にいたっては100%です。

自分の受け持っている生徒が自殺をして、その理由を「その他」としか答えられない。いじめという理由ににてしまうと、監督責任の問題が出てくるからでしょうけど、本当に寂しいし残念でなりません。私は、こうした周りの状況が子供を自殺に追い込んでいる一つの要因だと思えてなりません。この点は、制度として改めなくてはならないと思います。

でも、社会に出てもいじめはあるし、辛いのは一時と我慢するしかないですね。とくに政界にもいじめは陰湿ですから一生我慢ですかね。(笑)ただ、辛い気持ちをぶつけられる信頼できる人がいることは、最低条件だと思います。それが親だったり友達だったりであれば良いのですが…自殺をしてしまうケースは、それすらない事が多いように思えます。

そこで、東京都教育委員会では、今日から夜間・休日を含めて24時間体制でいじめに悩む子どもや保護者から相談を受ける「いじめ相談ホットライン」を開設しました。ぜひ、お気軽にご利用ください。

 03-5800-8288(いじめ相談ホットライン専用)

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