« 選挙の応援 | トップページ | 祭りと政治家とお金 »

年金の怪 知らぬ間に年金が減った?

昨日社会保険庁が、「基礎年金番号」が付与されていない加入記録が、厚生・国民年金で約5000万件(昨年6月時点)に上る」との調査結果を明らかにしました。

「きちんと年金の掛け金を払っていたのに、なぜか受給額が減らされてしまった」との相談を、近年複数受けています。窓口で長時間やり取りをしても埒が明かず、私のところに相談に来るのです。台帳を見せて欲しいというと「領収書を持ってきたら見せる。確認できれば認める。」となんとも不可解な回答です。台帳がきちんと管理されていればこんな事は無いはずです。一体、台帳の管理はどうなっているのでしょうか?

調べてみると、昭和40年代に電算化したときにの入力ミスにその原因があるようです。人間にミスはつき物ですが、大切な年金ですから単なるミスで済まされる問題ではありません!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070404-00000001-yom-soci (年金記録を紛失 読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070403-00000015-yom-pol (年金加入記録、5000万件が該当者不明 読売新聞)

などと枚挙に暇がありません。永年苦労して収めてきたのに、いざ貰う時になって少ない年金しか支給されないなんて、あってはならない事です。国家が詐欺行為をやっているに等しいのです。国民が国家を信頼しなくなった時に、国は徐々に滅びるのは歴史が明らかにしています。

ぜひ、不信感が広がらないうちに、的確な対応をすべきだと思います。もし、このような問題がある方は、異議申し立ての方法がありますので、とりあえず所定の手順に従い手続きをして下さい。

|

« 選挙の応援 | トップページ | 祭りと政治家とお金 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

年金の相談は私もかなり受けます。
専門ではないので解決はしてあげられないのですが‥。
社会的な弱者の方にとっては
複雑な年金制度を理解することができなかったり、
手続の支援、アドバイスをしてくれる窓口がなかったりと不利な環境におかれています。

この問題何とかしたいですね。

投稿: Teshi- | 2007年4月 5日 (木) 12時35分

Teshi-さんコメントありがとうございます。
やはり年金の相談多いですか?
払うときはキッチリ払わせて、貰うときは勝手にやってくださいは、これからは通らないですよね!

国の制度改革に期待できないので、何か対策をとらなくてはなりませんね。

投稿: 伊藤まさき | 2007年4月 6日 (金) 11時47分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 年金の怪 知らぬ間に年金が減った?:

» 国民年金加入者の種類 [年金生活パーフェクトガイド]
国民年金は日本に住む20歳以上60歳未満の人が払う義務があります。その国民年金の種類は第1号から第3号までの被保険者が設定されています。 第1号被保険者とは自営業や農業従事者、学生やフリーターなどが含まれます。 第2号被保険者とは厚生年金や共済年金に加入している民間企業の会社員や公務員 第3号被保険者とは第2号被保険者の配偶者(妻もしくは夫)... [続きを読む]

受信: 2007年4月30日 (月) 20時14分

» 国民年金の種類について [国民年金ブログ]
最近、何かと話題の「国民年金」ですが、現在支給されて居る人には身近な物かもしれませんが、若者にとっては、「まだまだ先の代物」程度の意識で過ごして来たと思います。 そう言う私もその1人。給与明細などは支給額しか目が行きませんから、将来支給されるであろう国民年金のために、大事な給料が引き落とされて...... [続きを読む]

受信: 2007年8月26日 (日) 22時49分

« 選挙の応援 | トップページ | 祭りと政治家とお金 »