副知事について
今週突然出てきたのが、猪瀬直樹氏の副知事選任です。
石原知事は、当選直後から民間からの副知事選任をする方針を明言していました。基本的には民間からの人材登用は、都政にとって良い事だと思っています。
しかし、都庁出身でしたら、その人の人格や手腕は議会人として判断がつきますが、畑違いの人物ではなかなか判断できません。今回の猪瀬さんは、コメンテイターとしての発言や道路公団改革などで注目された人物ですが、都政でどれくらいの力を発揮されるのか、全く未知数です。
さらに、我々(石原知事を含め)の考えと全く違う、「DC特区構想」(都心区を政府の直轄地にする)等を掲げている事も整理しなくてはなりません。石原知事は、「頭の体操としていっただけ」と言っていますが… もっと言うと、石原さんが次の知事選で後継者として推薦する可能性についても、考えておかなければなりません。(記者会見で、一般論としてはありえると答えている)当のご本人は否定されていますが、猪瀬氏は野心家と見受けられますので、油断できません!
25日に石原知事自ら、民主党の総会に出向いて賛同へのお願いをする事で調整が進んでいます。会派の中では、「わざわざ出向いてくれるなら」といった雰囲気ですが、私としては上記の2点について、しっかりした担保が取れるなら、賛成しても良いとは思います。
人事件は知事の専権事項なので、対案は出せません。賛成か反対かの二つに一つです(保留という先送りもありますが)。とても悩ましい問題です。27日の最終本会議で採決されますので、余り時間はありませんが慎重に対応していきたいと思います。
国会でも、年金問題の終息を図ろうと勝手に会期の延長をしたり、この副知事案件も、何もこんなに急がなくても良いのではないかと思います、本当に自分勝手です!権力を握ると、こうなるんですかね。
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