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動物愛護相談センター視察

200707049880 今日は、都の動物愛護相談センターの本所と城南島出張所を視察してきました。

愛護センターといっても何をやっているところかご存知の方はほとんどいないと思います。私も、先日区内の猫の保護活動をやっている方から相談を受けなければ視察に行くどころか、その存在すら気にしなかったでしょう。当センターは、動物愛護精神の普及啓発、動物の保護と管理、人との共通感染症の予防・調査・措置などの事業をやっています。より簡単に言えば、主に犬や猫と人との共生を推進しています。迷い猫や犬の飼い主を探したり、終末処理をする役所なのです。

とても残念なのが、年間9152頭(平成17年度)もの犬や猫等が、このセンターに持ち込まれていますが、犬は2956頭中2366頭が飼い主に返還または欲しい人に譲渡されますが、猫のほうは6186頭中たった260頭しか返還・譲渡されていないことです。子猫や子犬が保護されている状況からすると、安易にペットとして飼っていたが、何らかの事情があるにせよ簡単に捨てられているのです。

平成8年には19000頭もの犬猫が収容されていますから、その数は年々減っているとはいえ、毎年多くの動物が「処分」されています。先進国でも有数の豊かなわが国で、こんな事実があることを実に残念に思います。

今日見た中でも、様々な問題点が見えてきました。例えば、譲渡(講習を受ければ保護されている犬や猫が無料で譲渡されます)のやり方を、インターネットを使ったり都内に数多くある動物愛護団体とタイアップするように出来れば、譲渡率の飛躍的な向上も見込まれるなどです。まだまだやりようはあると確信してきました。

区議会とも連動して、葛飾を動物共生先進区にすべく、いろいろなアイデアを出して行きたいと思います。

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受信: 2007年7月 5日 (木) 00時02分

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