葛飾幼児グループを視察してきました
青戸児童館内で活動している、NPO法人葛飾幼児グループの活動を区議会の仲間たちと視察をしてきました。
当法人は、1971年に6人のお母さんが、ハンデがある子供のための自主保育活動からスタートしている歴史のあるグループです。児童館の施設を区から無償で提供され、言語の遅れや発達のつまづきのある子、友達とうまく遊べない子などの療育活動を行っています。区からの補助金とバザーや賛助金などの自己財源で運営されている団体です。
先般の保健所の視察もそうだったのですが、発達障害の子供たちに対し、早期にかつ適切な措置を取れる体制をいかに整えるかをテーマにしてきました。今回は、実際に受け皿として活動している現場を見にいったのです。今日は、8人の子供とお母さんが一緒に様々な作業を行っていました。見た目ではどんな障害があるのか、ほとんど分からないお子さんばかりでしたが、落ち着いて座っていられない子もいて職員の方も大変そうです。
お話を伺うと、やはり運営資金が一番の悩みだそうです。通所訓練事業費として区から補助金を受けているそうですが、この事業に携わる11人の職員(パートも含む)の人件費を払うのがやっとと言う状態です。子育て支援事業の職員2名の人件費は含まれていませんし、備品も諸財団や寄付で揃えているようです。今年は46人(11月現在)の子供を受け入れていますから、その費用対効果はかなりのものです、来年度はもっと予算を付けても、おかしくはないと思います。
いずれにしても、このような施設は全く足りていないので、今後の充実を図るために知恵を出して行きたいと思っています。今日も一緒に視察した佐藤雄大氏(次期の区議選で雪辱を果たすべく活動中!)の専門分野なので彼に大いに汗をかいてもらいます。
NPO法人 葛飾幼児グループ http://www.k5.dion.ne.jp/~kyg/
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