私学振興拡充支部大会に出席してきました
昨日、足立学園で行われた、私学振興拡充大会に出席してきました。毎年、この時期に都内各支部で大会が開催されます。どんな大会かと言うと、簡単に言えば都の助成金を確保するために、我々が呼ばれて要望を聞く会です。
国会で秘書をやっていた時には、よく地方から道路や農業関係でこの手の会合に出ておりましたが、まさか都議会議員になってもこのような会があるのは少し驚きでした。特段否定をするわけではありませんが…
確かに、今年度予算では1294億円もの大金が、私学助成関連で使われているので真剣になるのも分かります!また、日本の高等教育の公財政支出の対GDP比率(0.5%)は、OECD(経済協力開発機構)加盟国30カ国中最下位という状態です。教育予算はまだまだ増やすべきなので、このような活動はこれからも続けていただきたいと思っています。
今年は私が党を代表しての挨拶をさせていただきました。某与党議員が、オリンピック招致を宣伝しながら、いかに自分たちだけで予算を確保しているかと言う挨拶をする中で、私は都財政の好況を強調し「オリンピッ招致の基金には現状でも2000億円も積み立てているのですから、次代の投資である私学振興に予算をもっとつけるべき!」との挨拶をいたしました。同席していた、仲間の議員からはとても好評でした(笑)。
来年度予算の私学振興関係予算額が、どうなるのかとても楽しみです。さぞかし与党が頑張って大幅な増額になるのでしょうから。
写真は、江東の柿沢未途都議が撮影してくれたものです。お気遣いありがとうございました。早速使わせていただきました。
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コメント
街頭演説お疲れ様です。
私学振興拡充大会に昨年まで保護者で動員させられて?いました。
庶民の私の感想・・・海外では私学も公立も学費は免除という国もある。保育園は私立も公立も認可園なら保育料は同額なのにと毎回提案されていて少々疑問だったんです。動員される保護者はドレスコードをセミフォーマルにと申し合わせや、交通費として1000円支給されたり。私学も公立も学費が同額になってしまうと、色々な層が入学してしまい学校の品位が保てないと考えている親もいるのです。本当に助成は必要なの?と実は考えてました。助成してしまうと監査をする機関がないので、本当に子ども達のために使われているとは思えませんが・・・
投稿: マックコーヒー | 2007年11月12日 (月) 21時37分
マックコーヒー様
コメントありがとうございます。
私もあのような集会のやり方には、少々疑問を感じています。何も大勢動員してまで…といつも思います。
公私で学費を同額にする必要はないと思いますが、公費が入らないと学費が高すぎてほんの一部の人しか私学に入れなくなってしまいます。ですので助成は必要だと思います。
<監査をする機関がないので、本当に子ども達のために使われているとは思えませんが・
との事ですが、確かにきちんとした監査は必要と思いますが、なにか具体的な問題点があるのでしょうか?もしあるのでしたら教えていただければと思います。
投稿: 伊藤まさき | 2007年11月14日 (水) 11時54分