景気の良い話
都は8日、08年度の税収見込みが5兆5100億円に達し、バブル期を上回る過去最高になると発表した。昨年話題となった法人事業税は、都市と地方の税収格差を受けた見直しで、09、10年度に計6000億円が地方に移されるのですが、その影響も少なくて済みそうです。今年度の税収見込みも、当初見込みの5兆3030億円より多い約5兆4900億円になると発表。前年比で5700億円近い伸びになり、財政の再建にも追い風となりそうです。
来年度予算では、大規模施設改修に2500億円の基金、東京五輪の準備に1000億円の基金を積み立てる事が既に発表 されています。さらに、環境や文化の分野でも新しい施策の展開もあるようです。新年に相応しい景気の良い話で、とても結構な事だと思います。
しかし、都の税収は何千億の単位で増減しますし、少し前までは財政再建団体への転落の心配さえあった事実を忘れてはいけません。調子の良い時にこそ慎重な対応をしていかなくてはならないと思います。
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