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豊洲汚染土壌問題

築地市場の移転予定地である江東区豊洲の土壌から昨年、発がん性物質「ベンゾ(a)ピレン」が公表値の115倍の濃度で検出されていたことが分かった。都は当時、汚染対策を検討するため公開で開いていた専門家会議にこの結果を報告しておらず、「情報隠し」との批判を招きそうだ。既に会見を開いて、情報をまとめて公開するなどとの見解を出していますが、説得力に欠けるものと言わざるを得ません。

豊洲移転予定地では基準値の4万倍以上のベンゼンなどが検出されたことは、ここでもご報告しました。都は1000億円以上かかるとしていた除去費用も、586億円に圧縮できると去る16日に発表し、14年末開場も現実化するような雰囲気になっていました。

このまま豊洲への移転が順調に進むのかと思いきや、今回の問題が発覚して今後の行方が注目されます。都議会民主党としても、29日に豊洲汚染問題PTで担当者を呼んで報告を受ける事になりました。

我々としても今後どのような対応していくのか注意深く議論していきたいと思います。

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