都議会 初の決算不認定へ
12月1日から第4回定例会が始まります。既に先日報道されましたが、今回の注目点は、平成20年度一般会計決算への議会の対応です。
先日の議員総会で執行部から説明がありまして、「追加出資後の責任追及や情報公開が不十分」「オリンピック関連予算の執行について不明朗な点が多い」として、反対する方向で対応したいとのことでした。他の党も反対するとみられますので、都議会始まって以来の決算不認定となる見通しです。
遣ってしまったお金は返りませんし、自治法上も予算と違って決算の位置づけは重くありませんので、行政的に重大な影響があるわけではありません。しかし、知事は政治的、道義的責任を議会から突き付けられるので、今後の知事の求心力が益々減退していくことは避けられません。
知事は「何の痛痒も感じるわけがない」と強気の発言ですが、もう少しお考えになった方がよろしかと思います。7月の都議選により与野党の数は逆転したという事実を、もっと重く受け止めるべきです。
来月2日の各会計決算特別委員会で表決された後、16日の本会議で議決されます。
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コメント
投稿: | 2009年11月26日 (木) 08時33分
コメントありがとうございます。
かわごえさんは本当に残念で痛恨の極みです。
でもこれも良いきっかけにしたいと思いますので、この4年間一緒に頑張りたいと思います。
これからも宜しくお願いいたします。
投稿: 伊藤まさき | 2009年11月26日 (木) 12時11分