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指定管理者制度

今回の定例会では、多くの指定管理関連の議案が提出されている。選定は都が行い、議会の議決を得ることになっているのだが、会派で問題となっている。公の施設の管理を民間にも開放し、行革と行政サービスの向上が目的の制度であるにもかかわらず、今回は多くの公園の管理を特命で監理団体に任せる内容になっているのです。

今回の決算質疑で監理団体の問題点を散々指摘した後だけに、簡単に賛成とは行かない。公園行政は建設局の所管なので、今度の環境・建設委員会で質問をします。特に防災公園として特命で管理させる公園の運営については、強い問題意識を感じている。

平成21年4月に代々木公園と水元公園は、今回と同様特命で監理団体の東京都公園協会が管理をしているのだが、地域と連携し防災訓練もまだ一度も実行されていない。さらに、水元公園にいたっては消防団のポンプ操法大会の土日開催要望も受け入れないなど、防災公園とは名ばかりの運営が行われています。

こんな状態で新たに11もの防災公園を管理できるのか疑問がある。努力しなくても仕事が取れると現場が弛緩しているのではないかと疑いたくもなります。

この点だけでなく、契約や天下り状況などの情報公開にどう取り組むのかも、大きな問題点だと考えています。10日の質疑で質したい。

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