葛飾の病院誘致で大きな一歩
これまで葛飾への病院誘致については、仲間の区議とともに4年以上前から取り組んできました。
区内の医療の状況については、医師数、病床数、看護師ともに都の平均を下回り、今後の高齢化に伴う医療への需要の増加に耐えうるのか大変心配な状況です。救急搬送、ガンの死亡率の高さ、震災時の対応についても、対策を取らなければならないと考えます。
都議会では厚生委員会に所属しておりますので、葛飾の状況について毎定例会で指摘し、特に病床の上限を定めている基準病床数制度の弾力的運営については強く求めました。
4月1日に発表された保健医療計画において、葛飾の所属する区東北部保健医療圏では460床も病床数を増やせる事になり、私の要望が叶えられました。
これは非常に大きな前進で、葛飾への病院誘致がより具体的な段階へと進む事が出来ます。
また、都の支援体制についても、葛飾の実情に応じた施策の展開ができるよう、きめ細かく支援していく姿勢であることを委員会の答弁で引き出せました。
関係団体も賛成の意向に転じていただけたようです。拠点病院をきちんと確保し、さらに医療連携を進め、葛飾の医療環境の向上に努力して行きたい。
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